こんにちは、マサラです!
以前放送された「ふるカフェ系ハルさんの休日」で紹介されたこともあるカフェ「土佐水木」さん。
高知へ訪れる際に是非行ってみたいカフェ「土佐水木」さんのおすすめメニューや建物のこだわりポイントをご紹介します。
今回ハルさんこと渡部豪太さんが訪れたのは高知市にある築160年の家を改修したカフェ。
幕末に土佐藩士が建てたという畏怖堂堂とした外観です!
土佐藩士と言えば明治という新しい時代へ導いた英雄坂本龍馬が有名ですね。
密かに龍馬ファンの私、、同じ時代を過ごしてきた建物なんだと想像するだけでテンションがあがります。
カフェ「土佐水木」の建物や内装のここがすてき
『土佐伝統のあの造りが見られる、、!!』とハルさんは嬉しそう。
あの造りとは?
「水切り瓦」という年間降水量の多い高知で独自に発達した瓦とのこと。
雨風を守る建物の保護用だけではなく装飾としての役割もあり、家の富を表す瓦としても発展してきたんだそう。
白壁にフリルのように何段も施してある様子は実用性というよりはやはり装飾としての意味合いが高いような気がします。
そしてこの瓦には「見切り」「フクリン(覆輪)」「胴」というような各部の名称がつけられていいます。
少しマニアックに細かな部分まで確認しながら瓦を見てみるのもとても楽しいかもしれません。
そして壁は「土佐漆喰」。
一般的な漆喰と何が違うのか?
土佐漆喰は「わらおき」という細かいわらをまぜているんだそうです。
わらおきを土に混ぜ発酵させることで粘着力が生まれ材料が固まる。
ちなみにわらではなく糊をまぜてあるのは一般的な漆喰です。
内装に施してある「欄間」は立体的で芸術的な美しさ。
中でもかつて床の間であったであろう場所にある馬の欄間が珍しい。
かつてこの家の主は土佐藩士の馬廻役だったそう。
馬廻役とは主君が乗る馬を守ることから生まれた身辺警護とする重職のこと。
この家のシンボルですね。
お店に訪れる際には主君が馬に乗って駆け出しているようなとても動きのある欄間を探してみて下さい。
↓ざっくり描くとこんな感じです、、
おすすめメニューは?
ハルさんが注文した品は、お昼時なのになぜか「モーニング」。
ここ土佐ではお昼でもモーニングを注文できることは特に珍しいことではないらしい。
高知のモーニングは豪華でパン三種にグラタンにサラダや卵料理がずらりと並ぶ。
このカフェの店長はモーニング発祥の喫茶店のご子息。
高知のモーニング文化を広めたいとの思いから、お昼でもモーニングを食べられるようにしたんだそうです。
こだわりは地産地消、高知ならではの旬の食べ物を新鮮なまま頂けるのはうれしいですね。

出典:食べログ
「土佐水木」の店舗情報
まとめ
「ふるカフェ系ハルさんの休日」でハルさんこと渡部豪太さんが訪れたのは高知の築160年の古民家カフェ「土佐水木」さんでした。
畏怖堂堂とした佇まいは幕末の土佐にタイムスリップしたようなとても趣のあるカフェです。
坂本龍馬もこのお宅へ訪れたことがあるのでしょうか。
是非その情景を思い浮かべながらモーニングを食べてみたいですね。
そして土佐独特の水切瓦や土佐漆喰など高知へ訪れた際には是非意識して見てみたいですね。
何段にも施された水切瓦は当時の職人さんの確かな技術と家主の豊かさを感じます。