こんにちは、マサラです。
こんなすごいママがいるんだ。。。
佐藤亮子さんの著書:3男1女東大理III合格! 教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきことを読んでみました。
4人のお子さん全員を東大へと導いた佐藤ママの子育てとは?
現在わが子は4歳、子育て真っ最中の私には指南書として大変興味があったので読んでみました。
読む前は、怖い教育ママを想像していたものの一貫して「楽しんで勉強をする」こと、そして試行錯誤しながら一番良いと思う方法でできる限りのサポートをされてきたという感じ。
そして、佐藤ママのすごいところは「東大を目指して子育てをしてきたわけではない、、」というところ。
「教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと」は、0歳から6歳、7歳から12歳、13歳から18歳までの3部構成となっていてQ&A方式となっています。
佐藤ママのエッセンスを少しでもわが家流に取り入れながら実践できるところはないか?
この記事では、0歳から6歳までの内容から取り入れたい部分や気になる部分をまとめてみました。
この記事の目次
佐藤ママに学ぶ:0歳から6歳までにできること
現在、4歳児のわが子に6歳までにできることと気になるポイントを洗い出してみました。
小学校入学前に最低限の基礎学力の準備
小学校入学したときに困らないように、4歳から6歳までの間に最低限の基礎学力を準備してあげることが大切。
4歳から6歳の期間で、ひらがな・カタカナ、数字、一桁の足し算、九九をやり始め小学校入学前までに仕上げる。
できなくてもいいくらいのスタンスで楽にやりましょうとのこと。
鉛筆を持って机に座るという練習にも、3〜4歳で10分、5歳で15分、6歳で30分座れたらOK。
家事よりも子供を最優先に
生活の中で常に子供の優先順位は1位に。
お料理中でも一旦火をとめて子供の話を聴く、抱きしめてあげる、その瞬間は二度と戻ってこないのだから子供より大切なものはない。
佐藤ママも最初は家事を優先してしまい泣き叫ぶわが子を見た苦い経験があるんだとか。それからは子供最優先の姿勢を貫いてきたそうです。お素麺を茹でていた時でさえ火をとめて子供に寄り添ったとのこと、、。
勉強は楽しんでできる工夫を
数字や文字を覚えることを「苦行」とさせない。
「覚えさせられる」、「教え込まれる」というのが子供は嫌い。
絵本をたくさん読んであげたりしながら、生活の中で関連付けながら楽しく覚えていくようになるのがよい。
苦手なことは無理にさせなくてもよい
小さなうちは苦手なことはひとまずおいておいて、得意なことに没頭させてあげればいい。
楽しくないことをさせるより、好きなことに没頭し集中力を育むほうが大事!
12歳まではリビング学習がおすすめ
12歳までの大切な時期は親がフォローしやすいように、目の前で学習させたほうが良い。
佐藤家では大学に入るまで個室をもたずリビング学習をされていたんだそうです。
4人のお子さんみんなで仲良く楽しそうに学習されていただんだなという雰囲気が伝わってきました。
12歳まではテレビは非日常
佐藤ママがテレビを見せなかった理由として、テレビは中毒性があることと、きれいでは日本語が飛び交う、殴る蹴るなどの見せたくない映像がながれるとのことから。
『名探偵コナン』などは非日常的に見せてはいただんだそうです。
やり直しは手伝ってあげる
文字の間違いなど小さいうちはやり直しをする時は誤った文字を消してあげるなど手伝ってあげることが必要。
子供は「やり直し」というのが死ぬほど嫌い。やり直しの際は手伝ってあげて、こどもに正しい答えを書くことを優先させる。
これを「甘やかし」と捉えずその方が上達が早くなるとのこと。
その他、もうすこし大きくなるとノート作りやプリントの整理など、できることは何でもサポートされ徹底して寄り添ってこられたそうです。
まとめ
3男1女東大理III合格! 教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきことを読んで0歳から6歳までにできること気になる点をまとめてみました。
・小学校入学前に基礎学力の準備
・勉強は楽しんでできる工夫を
・12歳まではリビング学習推奨
・12歳まではテレビは非日常
・やり直しは手伝ってあげる
この本を読んで、佐藤ママの教育熱心さもさることながらお子さんたちへの愛情の深さをとても感じました。
基礎学力を身につけさせ、全身全霊をかけて子どもたちを守り、子どもたちそれぞれを良き方向へと導いてきた結果が東大だったんだと、、「東大を目標としてきたわけではない」という意味がわかりました。
この本の最終章には、「魅力的な人、メシが食える大人を育てる」を理念としている「花まる学習塾」経営者の高濱正伸さんとの対談があります。興味深いお二方の対談は、佐藤ママのお人柄も垣間見れてとても面白かったです。
高濱さんの著書わが子を「メシが食える大人」に育てる (ファミリー新書)も以前読みましたが、こちらも非常に参考になる本です。子育ての考え方のベースにもなりうる本かと思います。
それぞれ参考にしながらわが家にも取り入れて実践してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。