こんにちは、マサラです。
念願の鳥取県の因州・中井窯さんを訪れてみました。
民藝のプロデューサーと言われる吉田璋也さんが指導されたこともある窯元の因州・中井窯さんです。
そして工業デザイナーの柳宗理氏とのコラボ作品、柳ディレクションを制作しBEAMS fennicaでも取扱いがあったりとモダンな器が大変人気の窯元さんです。
閑静な住宅街にたたずむ因州・中井窯さん、道路沿いに登り窯と煙突を発見!
思わず通り過ぎてしまいそうになりながらも無事たどり着きました。
今回は因州中井窯さんへの訪問時の様子やその他通販で購入できる場所など調べてみました。
因州・中井窯さんとは?
1945年 初代 坂本俊郎氏が現在地に登り窯を築窯。
1952年民藝運動家の吉田璋也氏の指導によって新作民芸の道へ
現在の当主は三代目坂本章氏。民藝の伝統を継承しつつも未来へつながるものづくりを意識して取り組んでおられます。
世界的工業デザイナー柳宗理氏のディレクションによるモダンな白黒鮮やかな青の染め分け皿が人気の中井窯さんです。
釉薬は灰に水を加えて灰汁抜きを繰り返し、使えるまで2〜3年かかるのだとか。
手間ひまがかかった手仕事の温かみを感じずにはいられません。
因州・中井窯さんのギャラリーを訪問
道路から敷地内の下り坂を降りていくとギャラリーが見えてきます。
中に入るとずらりと器が並んでいます。テンションあがり過ぎて何から見ていいのか。。。
落とさないように気をつけながら実際に器をさわって選ぶことができます。
↓ギャラリー入り口の横の扉ににはこんな染め分けの取手が付いていました。
↓気になったので調べてみると、他にも違う色合いで作品も制作されているようです。
素敵すぎますね。家につけるとしたらどれを選ぶかな、、と妄想しています。。。
因州・中井窯さんのすてきな器を購入
カフェオレカップのような少し大きめカップを見つけてしまいました。
染め分けが美しく、ぷっくりとした丸みで愛らしさも加わって一目惚れしました。
何よりこのブルーの色味がすてきですね。
持ち手もいい具合にカーブしていてとても持ちやすいのもよいところ。
カフェオレはもちろんのことスープにも使えるので重宝します。
ちなみにこのカップの値段を忘れてしまいましたが少し価格が抑えめでした。素人目にはわからない規格から外れたもののようです。
窯元さんではこうした規格外の商品が少しお値引きして置いてあるので、思わぬ掘り出し物に出会える可能性があるのが良いところですね。
同じ商品でも一点一点微妙に風合いや味わいが違うのがおもしろいところ。是非足を運んでみて下さい。
因州・中井窯さんの場所とアクセス方法は?
所在地;鳥取県鳥取市河原町中井243-5
アクセス;JR河原駅から車で約15分/JR鳥取駅から車で約30分
電話:0858-85-0239
ホームページ:https://www.nakaigama.jp
営業時間:9時~17時 不定休(訪問時は要予約)
駐車場:3台あり
因州・中井窯さんの器は通販で買える?
直接窯元さんでの購入がベストですが、なかなか鳥取まで足を運ぶのは難しいですよね。
以前、中井窯さんのホームページでもオンライン販売されていたんですが、残念ながら今はされていないようです。
民藝を扱うセレクトショップさんでもオンライン販売されていますが、SoldOutしていたりとなかなかタイミングが難しいようです。運が良ければ入荷直後だと購入できるかもしれませんね。
【鳥取たくみ工芸店】
場所:鳥取県鳥取市栄町651
電話:0857-26-2367
営業時間:10:00〜18:00 水曜定休
ホームページ:https://mingei.exblog.jp
オンラインショップ:https://takumikogei.theshop.jp/
【BEAMS fennica】
場所:東京都新宿区新宿3-32-6 5F
電話:03-5368-7304
営業時間:10:00〜20:00
ホームページ:https://www.beams.co.jp/
【日々の暮らし】
オンラインショップ:https://www.hibinokurashi.com/jp/
【monsen】
オンラインショップ:https://www.monsen.jp/
まとめ
鳥取市にある因州・中井窯さんを訪れました。
3色の染め分け皿が代表作、モダンな器で人気の窯元さんです。
3代目坂本章さん曰く、
「過去のものに学び民藝の伝統を継承していくことは大切ですが、そこにとどまらず、現在や未来につながる仕事がしたい」 引用元:NHK出版 私の好きな民藝
ひとつひとつ丁寧な手仕事で作られながらも、ごく身近な存在として普段の日常に寄り添えるものとして発展してきた民藝というカテゴリー。
手間ひまかけて生み出された器を芸術品のように飾り立てて眺めるのではなく、日常を豊かに暮らすための道具として大切に使い続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も良き日でありますように☆
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