【民藝の器:湯町窯】島根のおすすめスポット窯元めぐり

こんにちは、マサラです。

すてきな器をお持ちですか?

島根県へ訪れた際に湯町窯さんへ行ってみました。

かつてバーナード・リーチ氏や河井寛次郎氏、濱田庄司氏らが訪れ各氏より指導を仰ぎエッグベーカーやスリップウェアが人気の窯元さんです。

国道から少し入ったところに静かな住宅街の中に佇む湯町窯さん。

玉造温泉駅からは徒歩1分とすぐ近くなので電車でも行けてとても便利な場所にあります。車でも店舗のとなりが駐車場となっているので立ち寄りやすい窯元さんです。

今や世界中から訪れる窯元・湯町窯さんについてまとめてみました。

湯町窯さんについて

湯町窯さんのチラシ

1922年、大正11年創業の湯町窯さん。
2代目の頃に民芸運動に参加、現在の当主は3代目の福間琇士さんです。

湯町窯さんと言えばエッグベーカとスリップウェアが代表作。
バーナードリーチ氏直伝の手法と合わさって、味わいのある愛らしさも備わっているような美しい器が並んでいます。

ちなみに原田マハさんの著書『リーチ先生』がおすすめです。

バーナード・リーチ氏はもちろんのこと柳宗悦氏をはじめ民藝運動に関係する人物が多く登場します。
リーチ氏を深く知ってから行くとよりテンションがあがりますよ↑^^。

湯町窯さんを訪れてみた

湯町窯さん入り口

引き戸をあけると優しい笑顔のお店の人が迎えてくれました。
その方こそ、こちらの湯町窯の三代目 福間琇士さんでした。

気さくに話しかけてくださりゆっくり選ぶことができました。

広い店内には様々な器がたくさん置いてあります。ひとつひとつじっくり見ていると何時間でもいてしまいそうな気がします。

小皿や茶碗など手軽に使えそうな器から抹茶碗というんでしょうか少し高価な器までいろいろ並んでいます。どれもこれも欲しくなってしまいますね。

湯呑のセットなど贈り物にも喜ばれそうな品々もありました。

私達の他にはシンガポールからいらしたというご夫婦が器を見られていました。世界の湯町窯さんですね☆

湯町窯さんで購入した器

湯町窯のお皿

↑すごーく迷いましたが今回は小皿と醤油皿を購入。
シンプルな中にも真ん中の湯町窯さんのマークが愛らしくコロンと丸みを帯びた形もかわいいです。

湯町窯さんのお皿

↑↓スリップウェアの模様がすごーくキレイなんです(写真で伝えきれないですが、、)。すこしピンク味がかっていてかわいさもあるところが気に入りました。

↓朝のコーヒー用に。大きさも少し小ぶりなところが上品で持ち手も持ちやすくとても使いやすいです。朝の慌ただしさもこれで優雅に過ごせるんです。テンションも上がってGOOD☆

湯町窯さんのカップアンドソーサー

同じデザインでもひとつひとつマークの入り方など微妙に異なるので自分にピンとくるものを探すのも楽しいところ。

購入時には棟方志功さんの版画がプリントされた袋にいれてくれます。

さらっと当主の福間さんが「棟方志功さんの版画ですよ」って説明してくださいましたが、これってすごいことでは?と思ってびっくりしました。

湯町窯さんと棟方志功さんとの接点てなんだろう?と思って調べると棟方志功さんもまた柳宗悦氏や河井寛次郎氏など民藝運動の人々と交流があり影響を受けた一人だったんですね。なるほど!

湯町窯さんのショッピングバッグ

湯町窯さんの営業時間とアクセス方法

住所:692-0202島根県松江市玉湯町湯町965-1
TEL:0852-62-0726
営業時間:8:00〜17:00(9:00〜17:00 土日祝)
アクセス:玉造温泉駅から徒歩1分/山陰道松江西出口より7分

駐車場はお店の隣にあります。↓この看板が目印です。わりとゆとりのある敷地です。

湯町窯さんの駐車場の目印

まとめ

湯町窯さんの3代目のお人柄がそのままあらわれているような優しさと愛らしさがあるとてもすてきな器です。

ひとつひとつの色の出方も異なるので一点一点ゆっくり見て選んでみました。 その時その時の気分によってこれだと思う少しずつを加えていきたいと思います。

次回はやはり代表作のエッグベーカーを購入してみようかと妄想中です。絶妙な半熟加減に仕上がるそうですよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます☆